努力しよう、頑張ろうとして無理をしてしまうことがあります。
しかし無理をした努力は結果に繋がるどころかむしろ逆効果になってしまうこともあります。
無理せず正しい努力をしたほうが結果的に身になるのだろうと思いました。
なぜそのような考えを持つようになったのか例を交えて書いていきたいと思います。
バレエではターンアウトという、足を外に開く動きが基礎になっていますが、無理をして外に開いていたら土踏まずが潰れ、脚の形が歪んでしまい、結果的に股関節からターンアウトすることが難しくなってきます。
そして踊りも崩れてしまい、足の怪我にもつながります。
無理をせず自分のできる範囲でターンアウトをし、毎日少しずつ開く角度を広げていくことで正しいターンアウトができるようになります。
そしてターンアウトを習得して初めて鍛えられる筋肉もあり、踊りも上達するのだと思います。
これは食事でも同様です。
痩せようと無理をして糖質を抜く、ご飯を食べないなどをすると、栄養バランスの偏りから脂肪を減らすというよりただ水分が抜けた状態になって痩せた気になってしまう。
またもっと無理をして痩せようと食事制限などで無理をすると、摂食障害を引き起こすかもしれません。
ダイエットにおいても、バランスの良い食事と適度な運動が、最も効率的で健康的に理想な体を手に入れることができると思います。
"限界は超えるためにある"なんて言葉を聞いたことがありますが、限界は超え続けたら元に戻ることができなくなってしまいます。
自分の限界を知り、少し超えたら休むなどして、少しずつ成長していくことが大切だと思います。
自分のできる範囲でできることをやる。
与えられた課題が自分の限界を超えるようなものであったら、最初から全部できるようになるのではなく、小さいゴールをつくり少しずつ正しい努力をして長期的に課題を達成できるようになる。
そのように正しい努力を続けることで自分の確固とした実力を身につけることができるのだと、自分にも言い聞かせています。